「 川辺の光 」

vol.6

撮影の最後に鳴海さんと座って話をしました

撮りたい写真の方向性が一緒であることを改めて確認できて嬉しかったです

写真を撮るための写真にならないこと

撮影ありき、ではなく、人ありき

人と会って人と話して人と笑って

撮影はその先にあるもの

そんな自然な写真を撮っていきたいですね

彼女は普通の仕事のかたわら写真のモデルをしているし

自分も普通の仕事のかたわら写真を撮っています

それを仕事にしなくとも

自分自身や自分の感性を表現したい

そういう気持ちを持っている人は少なからずいるわけで

その点でも彼女とはベクトルが合っているのだと思います

状況もいろいろと変わっていく中で

こうして写真を撮れるのはとても幸せなことですね

天気も良くて光の綺麗な川辺の撮影でした

Rin Narumi

Dec. 2015